平成23年第3回定例会 村山ゆかり一般質問
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留萌市議会の平成23年第3回定例会において、村山ゆかりが一般質問で発言した内容です。

第3回定例会での質問内容です。

 平成23年第3回定例会におきまして、質問の機会をいただきました。通告に従いまして質問いたしますので、ご答弁よろしくお願いいたします。

大規模災害対策について

 日本列島を震え上がらせた東日本大震災の甚大な被災状況、そして台風12号の被害状況が報道される度に、明日のわが身の生活は大丈夫であろうかという大きな不安を抱えます。もし自分の住んでいる地域で大型地震が発生した場合、どのような被害が想定され、防災対策をどうしたらよいのかという、住民の防災意識が高まっております。
 特に道路、電気、水道といった生活基盤の整備は、自治体としての責務とも言えます。

 そこで、大項目1点目として「配水施設整備計画について」お聞きいたします。
 現在、沖見配水場改修事業が進められておりますが、平成20年度から9ヵ年に渡る排水施設全般の整備事業について、実施状況と今後の整備予定をお聞かせください。
 また、災害時における配水場の役割についても確認したいと思います。
 次に、沖見町6丁目に設置されております高区配水池への維持管理通路の確保と耐震化についてであります。
 配水池下に位置する町内会が防災組織関係の打ち合わせにおいて、築造後40〜50年が経過している老朽化する山の上の高区配水池が、地震や豪雨など災害発生により崩壊した場合、住宅地に及ぼす影響を懸念する声が上がっております。留萌市に対しても既に相談があったと思われますが、私も現場視察をさせていただき、いくつかの不安を抱き質問に至りました。
 まず、現状における危険性をどのように把握されているのか、更に配水施設整備には、維持管理用の通路が必要と思われますが、トラックが走行できるような作業道路も確認できませんでした。道路確保を含めた今後の整備方針をお聞かせください。更に高区配水池の出来る限り早い整備を望みますが、スケジュールの前倒しを検討いただきたいと思います。整備計画スケジュールの前倒しは可能でしょうか。また、そのための耐震化診断についての早急な実施を望みます。市長のお考えをお聞かせください。

コホート研究における留萌エビデンスの拡張について

 大項目2点目の質問は「コホート研究における留萌エビデンスの拡張」についての質問です。
 医師不足等による公設病院の経営悪化が大きな課題となっていた平成20年より、留萌管内医療の中核病院である市立病院の経営建て直しと共に市民参加の健康長寿の地域づくり「留萌コホートピア構想」が動き出しました。健診は、あなたを守り、地域を守り、未来を拓くをキャッチフレーズに留萌市を中心とする留萌管内の住民の協力を得て、健診活動を推進することによって、集団を長期にわたり観察し、研究する日本最大のコホート医学研究フィールドを創りあげるものです。札幌医大、北大、旭川医大の三医科大学はじめ留萌医師会、市民団体と行政の協力体制のもとで積極的な事業が推進されているコホート研究が、地域医療に及ぼす影響は大きく、地域活性化に絶大な効果を見い出せるものと確信し、この3年間に渡り、コホート事業を推進するための働きかけとして、一般質問を続けております。

 この度の質問では更に、健康づくりを目的とする市民団体とコホートピアとのパイプラインを増やし、医学研究における“留萌エビデンス”を確立し、国内、世界へと広げていくフィールドづくりを具現化するための事業を積極的に推進するものです。
 まず最初に留萌地域の健康に関する研究成果についてこれまでも何度か質問しておりますが、これまでの研究や取組によって、市民の健康に対する意識の向上や各種検診率が向上するなどの効果について確認したいと思います。 更に研究成果について広く全国へアピールをすべきと考えておりますが、これまでの情報発信も含めた、今後の方針をお聞かせください。
 また、研究や取り組みを更に進めるためには、コホート研究やコホートピア構想についての市民の理解が必要と考えます。スタートした3年前は必ずしも理解は十分でなかったと思いますが、現在の市民の理解度や協力度合いについて、アンケート調査の実施を検討いただきたいと思います。

 中項目の2点目「総合内科医養成事業の将来展望」についてです。
地域の健康のエビデンスは、地域医療を学ぶ医学生にとって、医療実習の最良の課題となり、総合医育成にとっては、最強の医療情報になります。コホート研究による人材育成を可能とするのが、るもいコホートピアであり、留萌が地域医療を学ぶメッカとなることを目指した事業の拡大を推進する立場からいくつかお尋ねいたします。
 総合内科医を東雲診療所で具体的にどのように養成していくのか、また、管内地域医療、特にへき地医療や離島医療にどのような貢献が考えられるのか院長の将来構想をお聞きかせください。
 次に医師不足の中、総合内科医を全国募集する際にどのような方法で実施しているのでしょうか。留萌市立病院のホームページに総合内科医を特化したページを作成していただくことでより効果的な情報発信となり、医学生に注目されると思われますので検討いただきたいと思います。

 最後に、これまでの研究で立証された成果によって、企業との提携などにより始められた事業がありましたらお聞かせください。また、留萌エビデンスを使った新たな産業への発展などの可能性はないのか、留萌市の政策として、コホート研究の成果を地域産業の活性化にどのように生かせるのかについて、ご答弁をお願いいたします。

地域の将来を見すえた教育環境の整備について

 大項目の3点目「地域の将来を見据えた教育環境整備」について質問いたします。
 今議会におきまして、新たに策定されました「留萌市立小中学校適正配置計画」が打ち出されました。計画によりますと、平成29年度までの7年間を目途に複式学級の解消、小規模校の適正規模化、適正規模校の維持に取り組み、現在7校ある小学校を3校に、3校ある中学校を2校に統合するというものです。
 そこで、最初に統廃合についての住民理解も含めてどのようにこの計画を進めていこうとしているのかについて説明をお願いいたします。

 次に市内小学校の耐震化診断結果を踏まえ、校舎改築の必要性が問われておりましたが、この度示されました 留萌小学校の改築計画(案)の説明を受け、改築計画が予想以上に早まったと認識しておりますので、改築を急がれた理由、また改築計画内容と今後のスケジュールについてお聞かせください。
 更に環境教育の観点から太陽光発電の導入や防災の観点から期待される学校づくりも注目されると思いますので、新しくなる留萌小学校の特色を含めた基本設計のコンセプトについてもご答弁いただきたいと思います。

 最後に「養育環境支援と教育格差の是正策」についてお尋ねいたします。
 児童・生徒の保護者の経済力や生活環境など自分自身の努力だけではどうすることもできない要因によって、受けることのできる教育水準が異なってしまったり、教育機会の不平等が生じてしまう「教育格差」が生まれております。教育の機会均等を守るため留萌市としてはどのような対策を講じているのか。また、更に取り組むべき施策は考えているのかについて、教育長のご答弁をお願いいたします。

 以上一回目の質問といたします。ご答弁よろしくお願いいたします。

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