平成23年第2回定例会 村山ゆかり一般質問
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留萌市議会の平成23年第2回定例会において、村山ゆかりが一般質問で発言した内容です。

第2回定例会での質問内容です。
留萌市議会議員として3期目、新たなる目標を持って活動をしてまいります。留萌市の健全化計画執行に合わせて新たなる政策実施に向けての提案を含めた質問をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
平成23年第2回定例会におきましての一般質問は、大きく3項目にわたりまして理事者の見解を求めますので、責任あるご答弁をお願いいたします。

留萌市のエネルギー政策

 日本列島を凍りつかせた東日本大震災は、未曾有の被害を及ぼし、被災地で苦難を乗り越えようとしている人々を助けたいという支援の輪が世界に広がり、被災地のみならず、地域における防災体制の見直しが急ピッチで進められていると認識しております。また、福島第1原発の事故により、原子力発電や電力消費への不安が高まっている一方で、クリーンエネルギーとしての風力発電や太陽光による発電が注目を集めております。
 そこで、留萌の電力事情についていくつか質問をいたします。
まず最初に、留萌市における資源エネルギーに対しての取り組みには、長い歴史があるようですが、電源開発から、風力・波力・石炭・バイオマス・海洋開発の幅広い調査研究経緯についてお聞きかせください。
 また、発電中に二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギーとして稼動しております風力発電の導入からこれまでの概略と礼受牧場における10基の風力発電機による平成22年度の発電状況についてもお聞きかせください。

中項目の2点目、地域における「エネルギーの地産地消」を推進する考えについてです。日本のエネルギー自給率は、原子力を含めても約20%と言われています。また、私たちが使う電気の約30%は原子力発電によるものですが、これからは風力発電や太陽光発電といった自然エネルギー、その他の新エネルギー等を適切に組み合わせた電力ネットワークの供給システムの構築が必要であると認識しているところです。
国任せではなく、自分のまちでエネルギーを起こして使っていくという「エネルギーの地産地消」が必要であると思いますが、市長の考えをお聞きかせください。

 次に太陽光発電設備への助成金制度の導入についての提案です。
再生可能な自然エネルギーとして、太陽光発電があります。日照時間の関係や発電機器の設置経費の問題など導入までの課題もありますが、環境に優しいエネルギーとして有益であると思われます。昨年9月には、スクールニューディール事業として、北海道留萌高等学校に太陽光発電パネルが整備されました。学校や地域における環境・エネルギー教育の発信拠点として注目されています。
学校や公共施設のみならず、札幌、旭川はじめ道内各市町村では、太陽光発電システムを導入するためのさまざまな補助金制度があるようです。
 例えば、帯広市新エネルギー導入促進補助金、北見市住宅用太陽光発電システム導入費補助金などですが、留萌市として、市民が新築住宅を建てる際に太陽光発電施設を設置するための助成制度を導入できないものでしょうか。市長のエネルギー政策としてのご答弁を期待いたします。
 エネルギー政策、中項目4番目は、「菜の花とバイオディーゼル燃料」についての質問です。
 留萌管内における農業振興と観光、地域活性化を考えた菜の花事業があります。特に「菜の花ネットワーク」や「菜の花連絡協議会」の活動によって、今年も留萌市内の菜の花畑が満開となり、市民はじめ多くの観光客が礼受牧場などに訪れ、黄色い絨毯が見事な景観を創り出し、まちに元気を呼び込んでくれました。
 菜の花の魅力は多岐にわたります。景観としての魅力や食用としての供給、留萌産100%の菜種油の製品化、食用油精製時の搾りかすは肥料となり、廃食油からは、BDF(バイオディーゼル燃料)が作られます。
 有力な地域資源として今後においての菜の花パワーに可能性が広がるところですが市長は、一連の菜の花事業をどのように評価し、菜の花栽培の拡大と活用策など今後どのような取り組みを考えておられるかお聞かせください。
 更に、市内循環バスや留萌市の公用車1台は、バイオディーゼル燃料が利用されているとお聞きしていますが、今後の利用拡大についてどのように考えておられるか、バイオディーゼル燃料を使用した公用車台数の拡大についてなど、市長の方針をお聞きかせください。

 エネルギー政策最後の質問は、「バイオマスタウン構想の行方について」の質問です。
 留萌市のバイオマスタウン構想は、市内で発生する下水汚泥や水産加工残渣などを、地元民間企業が開発した先進的なバイオマス処理施設MMCS(多目的材料変換システム)で処理し、堆肥・液肥や燃料を製造するという循環型ゴミ処理システムを構築するというもので、財政再建計画策定の平成17年2月に「バイオマスタウン構想」第1号として国からの認定を受け、全国に先駆けた取り組みとして注目を集めました。
 しかし、塩見地区にありましたバイオマス処理センターが、悪臭問題により平成18年6月に稼働を停止し、MMCSの安定した稼働の見極めが難しいことから、現在は、他のバイオマス利活用を含めた構想の見直しを検討すると議会答弁後、構想は凍結されたまま3年が経過しております。この間の見直し検討内容を含め、留萌市におけるバイオマスタウン構想の今後の取り扱いについて、市長の考えをお聞きかせください。

企業誘致と留萌市の支援のあり方

 今年に入ってからの相次ぐ企業倒産は、まちの経済に打撃を与え、消費動向にも悪影響を及ぼすマイナス連鎖が懸念されている昨今です。
 更に商店街における空き店舗対策も進まない中、中心市街地において営業しておりました(株)エーコーシステムが、この5月末で閉鎖し、従業員45人が解雇となりました。平成16年度に立地したコールセンターであり、16年から3年間に渡り、留萌市から合わせて4千7百万の助成をしておりますが、留萌市に対して何らかの事前相談や報告はあったのか。更に同社に対する留萌市企業振興促進条例による支援内容及びその効果についてどのように捉え、この度の閉鎖による雇用問題を含めた対応策と支援企業閉鎖について留萌市としてどのように判断しているのかについてご答弁いだたきたいと思います。
 企業誘致の2項目目は、「留萌港利活用と小麦倉庫建設について」です。
本年2月に留萌振興局は「留萌港利活用推進検討会」において留萌港の利活用推進を図るための諸課題の検討や今後の方向性を提案した「留萌港湾設備整備調査」報告書を作成し、5万トン以上の小麦取り扱い可能な新しい小麦サイロの建設が有益であるとされています。そのような中、留萌産小麦(ルルロッソ)の公開レセプションが札幌市で開催され、反響を呼んでおります。留萌のまちを活性化させる留萌小麦の販路拡大に大きな期待が寄せられていることもあり、小麦取り扱いに関するポートセールスに力を入れなければならないところですが、留萌市としては小麦サイロの建設についてどのような方針であるのかお聞かせください。

 続きまして、新たな企業進出の動きについての質問です。
今年1月、留萌市内にありました老舗書店が倒産後、本屋のないまちに不安や不便を感じている市民はじめ近隣のまちの住民も多かったと思います。今年3月には、教育行政関係者らの働きかけにより、三省堂書店が参考書を中心とした臨時販売書を開設しておりました。その後、市内の主婦による市民グループ「三省堂書店を留萌に呼び隊」の皆さんが書店誘致活動を精力的に展開。出店が決まった際にメンバーズカード会員となる2,500人の協力隊員を集め、留萌振興局と留萌市の連携支援の結果、大手全国チェーン三省堂書店の留萌出店が決まったと新聞報道されておりました。
 人口2万4千8百人のこのまちに大手書店がやってくることは、多くの住民が待ち望んでいましたから大変うれしいことであり、市民の誘致運動が大きな力となったものと考えておりますが、留萌市として市民の行った署名活動などをどのように考えているのか伺いたいと思います。また、誘致活動に対処し留萌市としてどのような支援を行ってきたのか、今後の対応も含めてお聞かせください。

 この項目の最後になります。留萌市では、新たな企業誘致を促進するための必要な助成措置や課税免除を適用できる「留萌市企業振興促進条例」がありますが、該当となる企業の種別や用途の条件など、限定された事業所の内容となっております。例えば、今後において留萌への新規参入事業者が、港の利活用事業など港湾関連や支援対象外の事業者であるケースも出てくることが予想されます。留萌市の経済の発展と雇用拡大に繋げるため、本条例の課題を整理し、活用しやすい発想をもって、進出企業に柔軟に対応するため支援対象業種を拡大する考えはないでしょうか。
 また、やむを得ない事情があるとはいえ、助成後に閉鎖、撤退する企業に対処するため、進出企業への期待値や立地の年数などを盛り込むなどの見直しするべきと考えますが、市長の考えをお聞かせください。

病院経営とコホート研究

 平成22年度の病院会計において3億円を超える黒字決算が見込まれたことは、笹川院長はじめ、全ての病院スタッフの日夜の努力の成果として高く評価すると共に深い感謝の気持ちでいっぱいです。

 そこで、病院経営が好転したいくつかの取り組みの中で、留萌コホート研究が病院経営に及ぼした成果と将来展望についてお聞きいたします。
るもいコホートピア構想から3年が経過し、NPO法人るもいコホートピアの事業展開も活発に進んでおりますが、コホート研究事業が、留萌市立病院の経営に対してどのような効果があったのかお聞きしたいと思います。メタボ健診、血液検査、医師確保、医大生研修の実施など病院に与えたメリットなどでお答えください。
 更に、市立病院として、NPO法人るもいコホートピアとの今後の連携や期待につい
てもお聞きしたいと思います。

 最後に総合内科医育成と東雲診療所の運営についてお伺いいたします。
今年2月に開設されました東雲診療所の現状(診療内容や患者数の推移)と今後のPR方法についてお答えください。
 また、総合内科医育成の今後の見通しについて研修プログラムも含めお聞きかせください。
最後に平成24年3月で北海道衛生学院留萌学習センターは閉鎖されますが、東雲診療所を含めた今後の利活用策について、北海道の見解と留萌市としての方針をご答弁いただきたいと思います。

 以上、1回目の質問といたしますので、よろしくお願いいたします。

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